腕が上がらない＠整体plus

30代／女性／会社員

趣味でバレーボールをされているそうなんですが、一年前ぐらいから肩に痛みを感じるようになり、最近では痛みで右腕があがらなくなり来院されました。

検査してみると、確かに痛みによって右腕が肩の高さまでしか腕があがりません。

「こんな状態で、スパイク打ってたんですか!?」

「なんとか・・・（汗）。」

というわけで、まずは骨盤の歪みを矯正してみました。

「どうですか?」

「んー、あんまり変わらないです。」

骨盤の歪みが原因ではなかったようです。

次に、手の指の状態をチェック。

右手の親指が大きく歪んでいました。

「すごく歪んでますけど、普段、親指が痛いとかありませんか?」

「ぜんぜん・・・」

「痛めた憶えとかはあります?」

「あっ、中学のときにバレーでt突き指しました！」

「そんなの、憶えてるんですか!?」

「ものスゴく痛くて、その頃はずっと我慢しながらやってました。」

というわけで、その親指の歪みを調整してみました。

スッと肩の緊張が抜けるのを感じたので、「どうですかねー、ちょっと腕あげてみてもらえます?」

「うわ、あがる!なんでですか!?」

「親指を動かす筋肉は肩までつながっていますし、首にまで影響しますから、それが良かったのかもしれませんね。なんにしても、親指の歪みが長い時間をかけて影響していたみたいですね。」

「へ～、そんなもんなんですね～。」

最後に多少の痛みはあるものの、ほぼ問題なく腕があがるようになりました。

あとは、もう少し細かいの調整と、他の部位からの影響を取り除いていけばいいと思います。

古いキズや、ケガが、思いがけず今の症状の原因になっていることもあるんですね。

痛みのある部分ばかりとらわれていては、治るものも治りませんよ。

整体を、より自由に、自然に、安全に。

コメント