自律神経のこと
自律神経のこと
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症例
以下の内容は、症例ブログより抜粋したものです。
Yさん(20代/男性)
首、肩がダルい。耳がボーッとしている。人前に出されてアガっているような感覚が心身ともに常時ある。軽い不眠症状。精神的な不安定…。
このような状態が続いているらしく、来院されました。
症状に関係なく、私たち整体師にできること、そして、するべきことは、骨格の歪みを調整し、体のバランスを整えることです。
顎関節を含めた、顔面、頭蓋骨の歪みの調整を中心に施術を行いました。
特に、前頭骨(おでこ)、後頭骨(後頭部)、側頭骨(耳まわり)の捻じれが強く、少しでも早く症状を軽減させてあげたかったので直接的な手技も用いました。
30分程度でしょうか、起き上がって症状の変化を確認していただくと、
「あー、違いますねー。ぜんぜん違います!。楽です!」
「あのアガっているような感じっていうのは、どう?変化ありますか?」
「はい!違います!半減…っていうか、それ以上ですね。もう、ほとんど感じてないです!」
「あー、そう!よかったねー。」
というのが4日前でした。
今回が2回目でしたが、良い状態を保てているようでホッとしました。
微調整だけして終了。
何より、前回とは別人のように笑顔が多くなっていたのが印象的でした。
こうなれば治癒力も高まり、自分のチカラでどんどん良くなっていくでしょう。
自律神経系の症状があると、安易にストレスなどの精神面に原因を求めたり、投薬治療を行うことも多いのですが、少なからず筋・骨格系の歪みが、自律神経系の症状に影響を与えていることがあることは否定できないと思います。
自律神経系に働きかけ、自律神経系の作用を利用して、筋・骨格系の歪みを矯正する療法が多々あります。
逆に、身体を変化させ筋・骨格系を矯正することで、自律神経系に働きかけることもできるわけです。
あとは、技術と精度の問題ですね。
さー、勉強、勉強!
「からだ」を、分けることはできません。
Sさん(50代/女性)
慢性的な首、肩こりと、頭痛、それに加えて、最近はモノが見えにくく、集中して見ようとすると吐き気がして見れないとのことでした。
今回は、娘さんからのご紹介ということで連れ添ってのご来院でした。
検査してみると、いろいろとあるのですが、頭蓋骨のひとつで、ちょうど眼の奥の位置にある蝶形骨という骨の歪みが目立ちました。
この蝶形骨の隙間を視神経が通過しているため、この骨の歪みが、眼に関係する様々な症状の原因となっていることが少なくありません。
今回も、蝶形骨を調整中し、起き上がっていただくと、
「あー、すごいハッキリ見えるわ!よく見える!」
との、お喜びの声をいただけましたので、ホッとしました。
ホッとしたというのは、この蝶形骨、ほとんど外からは触れることのできないようなビミョーな骨で、歪むといっても数ミリ単位の複雑なものです。
自分としては「よし!」と思っても、実際に症状の変化をご本人に確認していただくまで安心できませんでした。
しかし、高度ですが、この骨の調整ができると、それだけでも全身の様々な症状に対応できるので、施術の幅が広がり、効果も格段に上がります。
とても重宝しています。
脳神経や脊髄神経など、解剖学的にもとても重要なところに位置していますからね。
Aさん(40代/女性)
みるからに腰は伸びていないし、足取りが重たい。
そんな様子で来院されました。
「先生、足がダルくてしょうがない!」んだそうです。
ふくらはぎもパンパンです。
もちろん、揉み屋さんじゃないので揉みません。
全身のバランスから、原因を考えます。
骨盤が大きく後ろに傾いています。それが、腰を固くして足への神経や、血管に影響しているのかもしれません。
骨盤の前側、恥骨に緊張があるので緩めてみました。
腰も柔らかくなり、骨盤の動きも良くなりましたが、3割程度といったところでしょうか。
次は、前頭骨(おでこ)。
精神的なストレスからの影響も感じられていたので、前頭骨(おでこ)も検査し、捻じれを確認していました。
「あー、先生、足がポカポカしてきたよ!」
うまくいったようです。骨盤、腰、ふきらはぎ、いずれも良好です。
精神的ストレス、自律神経に関係した症状に対応できるのかどうか、また、どのように対応するのか…。
ぼくたち、これからの整体師が、もっと真剣に取り組んでいくべき課題です。
社会が変わり、生活が変われば、整体の技術も変わっていくのが自然です。
的外れ、無理や無駄が多すぎます。
その他、自律神経のことに関しまして、ご相談やご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
TEL : 059-227-2239
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